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フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク
『旅の指さし会話帳フィリピン編』などの著者として知られる、フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也がフィリピン語やフィリピンの現代文化について楽しく紹介する、フィリピン・フリークのためのブログ。
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ヤチャンからのアドバイス~フィリピン語スピード学習の決め手
私は今年5月、『旅の指さし会話帳フィリピン』の改訂版作りのため、フィリピンを取材力したのですが、その際思いもかけず、ヤチャンにお目にかかることができました。実質6ヶ月でフィリピン語を身につけたヤッチャンの秘密、僕も非常に興味があり、インタビューさせてもらいました。その詳細は弊著『旅の指さし会話帳(14)フィリピン(第2版)』( http://www.admars.co.jp/tgs/yubisashi.htm )に掲載されていますが、ここにその全文をご紹介しましょう。
 
★スピード学習の決めて:YACHANG(ヤチャン)のアドバイス

 YACHANGの本名は山口泰明(やまぐち やすあき)。フィリピンの芸能界で活躍する人気日本人コメディアンだ。フィリピンの人気ダンスユニット”SEX BOMB”のメンバーの一人に魅せられて2003年、フィリピンに住み始め、2004年6月に知り合いのコメディアンから「スタジオに遊びに来ないか」と誘われて本人も知らぬ間にはめられて参加したタレント発掘オーデションにパス。トントン拍子にコトが運んで文字通り彗星のようにフィリピンの芸能界デビュー。以後、テレビ番組をメインに、テレビ・ラジオコマーシャル、全国コンサートツアー、コメディ・バーでのパフォーマンスなど幅広い分野でちょっと怪しいが流暢なフィリピンを駆使してフィリピン人を笑わせ続けている。今後は映画出演も視野に入れて夢はどんどん広がっていく。そんなヤチャンに移住以来わずか2年(実質半年)でフィリピン人のようにフィリピン語を話せるようになった秘訣を聞いてみたのでそのエッセンスを紹介しよう。
 「一番いい方法はフィリピンに1ヶ月暮らすことです。フィリピンにいて日本語のできないフィリピン人に囲まれて過ごすとごく短期間で上達します」。ウーンごもっとも。しかし仕事を持った普通の日本人が1ヶ月仕事を休んでフィリピンに滞在するのは大変なことだ。それで日本にいてフィリピン語を学習するみなさんへのアドバイスをもらった。

①文法はあとまわし。単語をどんどん覚えよう。
まったく同感。フィリピン語は本気で勉強しようとするとかなり緻密で骨の折れる言葉だ。単語を並べるだけでもかなり意思の疎通は計れるもの。まずは単語を覚えて音に慣れ、それから文法を勉強して身についた知識を体系付けていこうという方法論である。

②遊んで覚えよう
楽しくやることは何事につけても長続きするポイントだ。

③教えてもらうことをコミュニケーションの機会と考えよう
 YACHANGは自分の知っている単語、知らない単語をまわりのフィリピン人に何度も何度も発音してもらい、時には紙に書いてもらって確認を怠らない。そして自分自身、フィリピン語ができない(不完全である)からこそ、教えてもらうことによってそこにコミュニケーションの機会が生まれると考えている。こうした教えてもらう式学習の効果は自分をどれだけフィリピン語の世界に追い込めるかにかかっている。日本語や英語に逃げずにいつも「フィリピン語なら何ていうのだろう」を追求し続けることだ。

④完璧に話そうと思わないこと
日本人学習者が発音で苦労するのはngとnの区別、そしてLとRの区別である。YACHANGもかつて苦労したが、克服した。しかし今でもあえてきちんと発音しないことがあるという。ちょっと不完全なフィリピン語を売り物にするYACHANGの芸風なのだ。芸の世界は深い。脱帽。それとは別な意味でも完璧主義は外国語学習の大敵だ。最終的に完璧を目指すのは大いに結構だが、初心者が始めから完璧主義に陥ると、ひとつ理解できないことがあればそこで先に進まなくなってしまうからだ。「木を見て森を見ず」ということわざがある。こまごまとしたことはあえてかまわず、まずフィリピン語の輪郭(全体像)を捕らえよう。つづりや発音、文法上の細かいことにこだわって学習するのはそれからだ。

 そんな心構えを胸にYACHANGは努力を重ね、何と半年間でフィリピン語の日常会話をマスターしてしまったということである。ここで言う日常会話とは、「こんにちは」、「さようなら」というあいさつや決まり文句だけでなく、「世間話」や「愚痴」、「友人の問題の相談に乗る」、「テレビ番組の打ち合わせ」といった、芸能人としての日常生活のほとんどをフィリピン語でこなすことができるという意味だ。おはようからおやすみまで、そして時には夢までフィリピン語で。すごい! 本書を手にした皆さんは半年後どれだけフィリピン語の達人になっているか? 自信のある方はYACHANGに挑戦してみては? 素顔のYACHANGに会いたい方は( http://yachang.ph )にアクセスしてみよう。いつでも彼の素敵な笑顔にあえるぞ。フィリピン芸能界の日本代表YACHANG頑張れ!

 ということで、フィリピン語学習に取り組む方々の何か参考にしていただければ幸いです。
ヒアリングマラソン
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OPMでフィリピン語を歌って覚えよう!
OPM、J-OPMなどについて続けてお話してきましたが、フィリピン語を学習中の方、また興味がある方には、フィリピン語学習にOPMを取り入れるのは大変有効な方法です。
 おもなメリットは、『理屈ぬきでフィリピン語に親しめるので、フィリピン語に対する恐れがなくなる』、『歌詞に出てくる単語やメッセージのパターンは限られているのでわかりやすい』、『楽しく学ぶことができる』、『フィリピン人との交流の接点が広がる』などメリットはたくさんあります。

★選曲のポイント
 OPM初心者の方が課題曲を選ぶポイントは、『なるべくテンポがスローなものを選ぶこと』、『歌詞が素敵なラブソングを選ぶこと』だと思います。とくにフィリピン人の彼女やカレシ、また思いを寄せる人があるのなら、歌を通じて愛情表現もできますから。

★歌って楽しむ学習法
 まずは歌詞をメロディに載せて歌う練習をしましょう。そして歌のメッセージを日本語の少しわかるフィリピン人などに聞いて大体の意味をつかみます。そして、最後に心を入れて歌えるようにします。余裕があれば、というよりこれが一番大切なのですが、ここの単語、行ごとの意味をしっかり理解しましょう。あとは、心を込めて歌い込むだけです。


★私のお勧め曲
Nandito ako.(ナンディート・アコ:僕ならここにいるよ):人気男性シンガーオギー・アルカシッドのヒット曲でゆったりしたテンポで、歌いやすく、メッセージもシンプルでフィリピーナの心に響くものです。

Mahal kita(マハル キタ:愛してる):TUBEの『Remember me』など、J-POPSのみならず、英語のカバー曲を数多く歌っているレンズ・ベラーノの代表曲のひとつ。『何があっても、ともかく愛してる。何かぼくに至らないことがあったら許してほしい。ともかく愛してる』。そんなメッセージのベッタリの典型的OPM風メッセージ。フィリピンパブのタレントなどはもう聞き飽きているかもしれないですが、やはりOPM初心者にはお勧めの1曲です。

Bakit ngayon ka lang?(バーキットゥ ガヨン カ ラン:なぜ今君が):これもオギーの曲ですが、近年、人気バンドフリー・スタイルとポップス・フェルナンデスのデュエット版もリリースされてヒットしました。一人で歌ってもいいし、デュエットもいい。歌いやすく、メッセージもストレートでフィリピーナの心の琴線を震わすものです。

その他、Minsan lang kitang iibigin(ミンサン ラン キタン イイビギン:いつまでも君を)、Ikaw ang lahat sa akin(イカウ アン ラーハットゥ サ アーキン:君は僕のすべて)、Hindi magbabago(ヒンディ マグババーゴ:心変わりなんてしない)、Hanggang(ハンガン:いつまでも)などが私もお勧めです。*日本語訳は歌詞の内容も踏まえた意訳で直訳ではありません)
 もしあなたがコメディアン路線の方で、自分の自慢のフィリピン語力を誇示し、笑いを取りたいならBabaero(ババエーロ:女たらし)もお勧めです。ただ、テンポが速く難度は高いです。それだけに歌い切れれば拍手喝采ものです。

 また、意中の彼女(カレシ)のリクエスト曲をマスターして歌いたければ、
Anong gusto mong ipakanta sa akin?(アノン グスト モン イパカンタ サ アーキン:僕に何を歌わせたい?)とたずねてみましょう。あなたに歌ってほしいと思う曲名が返って来るでしょう。ここで『あなたが歌うんだったら何でも』なんていう返事が返ってきたら、かなり脈ありかも? ですね。

ディグナからの手紙
今日は、お約束どおり、ディグナからの手紙の前文をそのままご紹介します。ただ、お店や地区名の特定を防ぐため、ディグナの友達の名前やお店の名前は架空のものです。ご了承下さい。なお、文頭Jessieは私のニックネームです。


 To: Jessie,

① Hi! Musta ka na?  ②Natatandaan mo pa ako?  ③Ako si "Jinky"  ④Tunay kong name "Digna".  ⑤Nagkakilala tayo sa Japan sa club na "M".  ⑥Ang lagi kong kasama si Mary Ann.  ⑦Pasensya na ngayon ko lang ako nakapagsulat.  ⑧Kasi yung calling card na binigay mo sa akin nawala.  ⑨Ngayon ko lang nakita.  ⑩Kasi lumipat kami ng bahay.  ⑪Yung mama ko, hindi niya alam kung saan nalagay.  ⑫Tinatawagan kita sa cellphone mo noon.  ⑬Pero nagpalit ka na yata.  ⑭Nagpadala ako ng picture natin para madali mo akong makilala.  ⑮Musta ka na at pamilya mo?  ⑯May asawa ka na ba?  ⑰Ako Dalaga pa rin.  ⑱At hanggang ngayon hindi pa ako nakakaalis papuntang Japan.  ⑲Kasi Napakahirap ng umalis ngayon.  ⑳Siguro nagtataka ka kung bakit ako sumulat sayo.  (21)Kasi nami-miss kita.  (22)Hindi naman kita matawagan.  (23)Kasi hindi ko alam number mo at wala akong cell phone ngayon.  (24)Nasira kasi.

(25) Minsan punta ka naman dito sa Pilipinas para magkita naman tayo.          (26)Alam mo lagi ko nga tinitingnan yun picture natin sa Disneyland.            (27)Kaya lagi kitang naaalala.
(28)O sige, ingat na lang ikaw lagi ha! (29)Kapag may time ka sulatan mo rin ako.
Love,
"Jinky"  or  Digna


★和訳

ジェシーへ

①ハイ! 元気? ②まだ私のこと覚えてる? ③ジンキーよ。 ④本名はディグナ。⑤東京のクラブ『M』で私たち知り合ったでしょ。⑥いつもメリー・アンといっしょだったわ。⑦今まで手紙がかけなくてごめんね。 ⑧だって、あなたがくれた名刺がなくなっちゃったの。⑨今頃になってようやく見つけたのよ。⑩だってね、私たち引越ししたの。⑪ママがどこに(あなたの名詞を)置いたかわからなくなっちゃって・・・⑫前にもあなたの携帯に電話してたんだ。⑬でも、あなた携帯を取り替えたみたいで。⑭私が誰かってすぐわかるように私たちの写真を送ったの。⑮あなたは元気? 家族は? ⑯もう奥さんはいるの? ⑰私はまだ独身よ。⑱そして今日まで日本に向けて出国できないまま。⑲今は本当に出国がすごく難しいの。⑳何で私があなたに手紙を書いたのか、たぶん不思議に思っているでしょうね。(21)だってあなたのことが恋しくて。(22)あなたに電話することもできないし。(23)あなたの番号も知らないし、私は今は携帯もないし。(24)壊れちゃったのよ。(25)また会えるように、時にはフィリピンに来て。(26)あのね、いつもディズニーランドで撮った私たちの写真を見ているの。(27)だからいつもあなたのことを思い出すのよ。
 (28)じゃ、いつも気をつけてね。(29)時間があったらあなたも手紙かいてね。
                                愛を込めて
                                  ジンキー(ディグナ)


★語注編(人称代名詞:彼、彼女、私、あなたなどは『ラブラブフィリピン語会話ショートフレーズ集』の巻末などをご覧下さい。
①mustaはお馴染みKumusta(クムスタ:元気、ご機嫌いかが?)の省略形。若者がよく使います。 
②natatandaan(ナタタンダアン:覚えている)、PA(パ:まだ) ④tunay(トゥーナイ:ほんとうの)
⑤nagkakilala(ナグカキラーラ:知り合った)、sa(サ:~で) ⑥lagi(ラーギ:いつも)、kasama(カサーマ:仲間・連れ) ⑦Pasensya na(パセンシャ ナ:ごめんね) ⑧ngayon lang(ガヨン ラン:今はじめて)、NAKAPAGSULAT(ナカパグスーラットゥ:手紙がかけた) ⑨Kasi(カスィ:だって・なぜなら)、nakita(ナキータ:見た・見つけた) ⑩lumipat(ルミパットゥ:引っ越した)、bahay(バーハイ:家) ⑪YUNG(ユン:話し言葉で「ang」の代わりに使ったり、単に語調を整えたりするのに使う)、alam(アラム:知っている)、kung saan(クン サアン:どこに~したか)、nalagay(ナラガイ:置いた) ⑫tinatawagan(ティナタワーガン:電話している)、cellphone(セルフォーン:携帯電話)、noon(ノオン:以前、かつて) ⑬pero(ペーロ:しかし)、nagpalit(ナグパリットゥ:交換した)、na(ナ:もう)、yata(ヤータ:ようだ、らしい) ⑭nagpadala(ナグパダラ:(人を介して)送った)、para(パーラ:~するために)、madali(マダリ:容易に)、makilala(誰だかわかる、人を見知っている) ⑮at(アットゥ:そして)、pamilya(パミリャ:家族) 
⑯May ~ ka na ba? (マイ~カ ナ バ:もう~はいますか?)はそのまま覚えるべき慣用表現ですね。⑰dalaga(ダラーガ:独身女性)、pa rin(パ リン:依然として) ⑱hanggang ngayon(ハンガン ガヨン:今日まで)、hindi(ヒンディ:~でない)、nakakaalis(ナカーカアリス:出発できない)、papuntang~(パプンタン~:~に向けて) ⑲NAPAKAHIRAP(ナパカヒーラップ:非常に難しい)、umalis(ウマリス:出発する) ⑳siguro(スィグーロ:たぶん)、nagtataka(ナグタタカ:驚いている) kung bakit~(クン バーキットゥ~:なぜ~か)、sumulat(手紙を書いた)、sayo(サヨ:あなたに) (21)nami-miss kita(ナミミス キタ:あなたが恋しい) (22)matawagan(マタワーガン:電話することができる) (23)Wala akong~(ワラ アコン~:私は~をもっていない)の基本パターンとして覚えこんでしまいましょう。 (24)nasira(ナスィラ:こわれた)
(25)minsan(ミンサン:時には)、punta(プンタ:行く)、dito(デイート:ここ)、Pilipinas(ピリピーナス:フィリピン)、para(パーラ:~するために)、magkita(マグキータ:会う) (26)alam mo(アラム モ:あのね)、tinitingnan(ティニティンナン:見ている) (27)kaya(カヤ:だから)、naaalala(ナアアラーラ:思い出す、覚えている)(28)O sige(オ スィゲ:じゃ)Ingat na lang ikaw=Ingat ka na lang(イガットゥ ナ ラン イカウ=イガットゥ カ ナ ラン:気をつけて)*後者の方がよく使います。ha(ハ:念押し) (29)kapag(カパグ:~のとき)、sulatan(スラータン:(手紙を)書く)、rin(リン:~もまた)

ジョークをひとつ
今日は、私白野慎也のことについてちょっとだけご紹介させていただきます。
私は、1961年東京生まれの東京育ち、まったくフィリピンには縁のない家庭の一人っ子として生まれました。今でもフィリピン人の知人とよく話すのですが、私の両親は日中仕事には勤勉なのですが、夜は勤勉ではなかったようです。フィリピン人たちはよく「何で君は一人っ子なの」と聞きますが、そんなこと僕に聞かれてもねえ。(笑) ちなみに「私の両親は日中仕事には勤勉なのですが、夜は勤勉ではなかったようなんですよ」ちう返事をしたあちこちで結構うけました。私のブログを読んでいただいている方の中にも一人っ子の方がいらっしゃるかもしれないのでタガログ語で紹介しておきます。(ちなみにこれは弊著『恋する指さし会話帳(3)フィリピンの『第2部』の中でも紹介しています)。
"Masipag talaga ang mga magulang ko sa araw pero hindi yata sila masipag sa gabi eh(マシーパッグ タラガ アン マガ マグーラン コ サ アーラウ ペロ ヒンディ ヤータ シラ マシーパッグ サ ガビ エー)*カタカナ読みはみなさんに発音しやすいように簡便法でフリましたので上級者の方ご容赦くださいね。
 一人っ子の方だけではありません。ご結婚されていても子供のいらっしゃらない方、子供の少ない方。冗談のわかる方相手に、場の雰囲気をほぐしたいときに使って見てください。

『恋する指さし会話帳フィリピン語編』の補講はいかが?
好評をいただいている『恋する指さし会話帳(3)フィリピン語編』を題材にして、毎月1見開きを1レッスンとして、同書で語りきれなかった文法事項やフィリピン人のメンタリティなどについて月刊パライソ誌で私が解説している記事『ラブラブフィリピン語会話』を『パライソ』誌のご好意で下記のURLにて公開することにいたしました。現在第12回まで連載は進んでいますが、下記URLでは順次ご紹介します。お楽しみいただければ幸いです。http://www.admars.co.jp/tgs/paraiso_love.htm
フィリピン語の学習法~エロの道は語学学習の王道?
★フィリピン語を学習する動機
 みなさんがフィリピン語を学習する動機は何でしょうか? 私の書物読者の方々、また私自身に関して言えば、やはり色気でしょう。つまり自分のお気に入りの女性・恋する女性ともっと心を通わせたいからこそ、その手段としてフィリピン語を学びたいのではないでしょうか? しかし、かつて我々が義務教育で"This is a pen."から英語を学んだように、従来のフィリピン語教材も"Kumusta ka?"(ご機嫌いかが? OR はじめまして)と言ったあいさつの決まり文句から学ぶようになっています。これ字体は悪いことではないのですが、最後の最後まで、色気の「い」の字もありません。大阪にお住まいの読者の方が言われました。「エロの道は語学の王道だ」と。まさにその通りだと思いました。だからこそ、「恋愛を題材にしたフィリピン語教材を一刻も早く作らなくては」、身近な「恋愛」に即役立つ極めて実践的なテキストを世に送り出さなくてはという一心で『恋する指さし会話帳』を皆様にお届けしました。ここでは、かつて「自分がこう言いたかったけどいえなかった」ことを紙面に許す限り盛り込んだつもりです。ただ、ここには音声教材をつけることはできませんでした。それで、やや難解な恋愛フレーズをより学習しやすく、しかも内容は豊富に再構成し、CDをつけて制作したのが『ラブラブフィリピン語会話ショートフレーズ集』シリーズです。
 
★フィリピン語の学習法
①まずフレーズを覚えて「やれる」という自信を持つこと
 話がそれましたが、これが今日の本題です。文法から学習を始めると挫折する確率が高い、単語はバラバラに機械的に記憶するのは非常に難しい。そして出たひとつの結論が自分のニーズにあったフレーズを徹底的にマスターし、その過程で基本単語や熟語、文法も知らず知らずに身につけるということです。これは、まさにフィリピン人がフィリピン語を日常生活の中で自然に身につけてきたプロセスに他ならないんですね。ある程度身についてきたところで身近なフィリピン人にその成果を試すと当然ながら通じます。今までただの音声でしかなかったフィリピン語が急に身近に感じられ、フィリピン語に対する恐れもなくなり、「自分はできるぞ」という自信が生まれます。

②そして文法・・・
こうしてフレーズ学習を経て自分の中のボキャブラリーや文法知識がついてきたら、ちょっと固めの文法書に目を通し、同時に本格的な英比・比英辞書にも親しんでいくべきだと思います。

③映像付き音声教材にチャレンジ
 もうひとつ私が提唱したいのは、早い時期からフィリピン語(タガログ語)の映画やドラマあるいはニュースといった「映像付きの生きた音声教材に慣れる」のがベターだと思います。映像付き音声教材の中で話されるフィリピン語は、当然自然な現代フィリピン語ですし、映像を通じてフィリピンの生活・習慣なども学ぶことができるからです。ほとんど聞き取れなくてぜんぜん結構。音になじめればいいのです。身近に学習を手伝ってくれるフィリピン人が入れば、映画など皆さんが選んだ教材の一部(場合によっては全部)をフィリピン語で書き取ってもらって文字で確認するのです。そしてわからない単語やフレーズの意味や文法をできる限りクリアにしていくのです。何か大好きなドラマや映画を選んでこのトレーニングをすると相当なリスニング力がつくことが保証できます。

④そして、読み・書きの全分野へ夢は膨らむ
 ステップ③までで、ちょっとした会話と、聴き取りはかなり鍛えられます。あとは「読み」、「書き」
を時間をかけて鍛えていくことになります。読みの教材としては教材は、新聞・雑誌・小説など、書くトレーニングテーマとしては手紙・日記などになってきます。かなりハードルが高く、相当の努力を要しますが、ここまで来ると「読む」、「聴く」、「話す」、「書く」の全分野で「フィリピン人のように」こなせるレベルに近づいてくるでしょう。
 こうしたレベルを思い描いてなるべく回り道なく、みなさんがそれぞれのフィリピン語学習のゴールに達することを願っています。1年後、いや6ヶ月後にはみなさんはフィリピン語で夢を見、独り言を言っているかもしれませんね。
(画像は私の念願だった『恋する指さし会話帳~フィリピン語編』)
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