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フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク
『旅の指さし会話帳フィリピン編』などの著者として知られる、フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也がフィリピン語やフィリピンの現代文化について楽しく紹介する、フィリピン・フリークのためのブログ。
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フィリピンの究極?!~信号はsuggestion、判断は自分
*写真上はロハス大通りのマラテ地区、付近の信号。『HINTO(ヒント)』はフィリピノで『止まれ』。写真下は、同地区の車の往来。2005年5月、著者撮影。

もうずい分前の話になりますが、マニラで暮らし始めた頃、1993年7月、何が怖いのって、交通事故が一番怖かったです。当時、確か片道4車線のエドサ通りにも数えるほどしか、信号がなかったんですから。

 治安がどうのこうの言う前に、道路の横断が、命がけでした。何しろ、数少ない信号でさえ、フィリピン人のドライバーは従いません。一挙に3レーン分の車線変更なども当たり前、信号無視も当たり前、ホスピタリティの国フィリピン人が、ハンドルを持つと人が変わってしまうのです。日本では、車の運転が大好きな日本人の方も、フィリピンでは絶対運転したくない、という話を何度聞いたことか。

 それだけ、マニラでの車の運転は熾烈を極めていました。ある日、タクシーの乗った僕は、ドライバーに少し皮肉も込めて言いました。
 『これだけ熾烈な環境で運転できるマニラのタクシードライバーは、世界一の運転テクニックの持ち主じゃないかと思うよ』と。

 運転手は、言葉どおりに受けてニヤッと笑いました。
 私は続けました。
「日本では信号が絶対で、、みんな守るからもっと安全だし・・・・」
 そのとき、彼は私をさえぎりました。
「ちょっと待った。信号はsuggestion(サジェスチョン:提案)で、ジャッジするのは、ドライバー各自だよ。信号を信じてたら、命を落とすよ」

 私はしばしあいた口がふさがりませんでした。それまで私は、信号は絶対で、信号という共通の約束事があるからこそ、日本の道路の横断や、車の運転も比較的安全なのだ、と。
 またしても、フィリピンの、というか、マニラのドライバーの常識を学んで大きなカルチャー・ショックを受けたのでした。

 でも、確かに彼の言うとおり、信号を真に受けていたら、もう私はこの世の中に存在していないでしょう。
 交通警官は増え、信号も増え、歩道橋も増えてマニラは昔よりは、ずい分と安全になりました。しかし、今でも私はアノ言葉『信号はsuggestion』を忘れていませんし、多分一生忘れないでしょう。また、忘れてはならないとも思っています。ですから、マニラ空港の構内から出て道路を目にした瞬間に、心のギアをチェンジするようにしています。
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