FC2ブログ
フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク
『旅の指さし会話帳フィリピン編』などの著者として知られる、フィリピン・カルチャー・ウォッチャー白野慎也がフィリピン語やフィリピンの現代文化について楽しく紹介する、フィリピン・フリークのためのブログ。
プロフィール

白野慎也

Author:白野慎也
フィリピン好きな方、気軽に立ち寄ってください。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いまだ消えぬ戦争に傷跡~されどフィリピン人は・・・
20051005194420.jpg


みなさんは今年5月末、フィリピンのミンダナオ島で元日本兵発見のニュースが飛び交ったのを覚えていますか? 私はそのとき、弊著『旅の指さし会話帳(14)フィリピン』第2版執筆の取材旅行でミンダナオ島西部のココナッツの茂る山の中を、デジカメ片手にフィリピン人の友人と歩いていたいた。同著の発売元の情報センター出版局の編集者の方から携帯電話をもらってニュースを知ったのです。結局は幻の元日本兵は出てこず、外務省もマスコミも踊らされただけだったのですが、私はここで問題にしたいのはこの件に関するフィリピン人の反応です。
 私はこの事件のことを聞いたとき、素直に信じ、60年もの間、終わった戦争に自分の人生の大半を捧げた同胞にただただ「気の毒だ」と同情。しかしフィリピン人の友人たちの反応は違いました。彼らは口々に「昔、日本人は悪いことをしたのね」と言ったのです。
 たしかに、立場が変わればフィリピンはアメリカ、そして日本に一方的に侵略されてきたのです。戦争の認識と被害者意識は、20歳前後のフィリピン人の心の中にもしっかり刻み込まれているのだなあ、と再認識したのでした。
 ちょっとしんみりした私の気持ちを知ってか知らずか、友達の一人が言いました。「でももう終わったことだよね」 私は少し救われたような気持ちになりました。良くも悪くもフィリピン人の『昨日を忘れる哲学』を実感した出来事でした。(その日私はこんな風景の中をフィリピン人の友達と歩いていました

スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://irashinya5254.blog28.fc2.com/tb.php/41-1ec5bd11
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。